Mybestpro Members

宮崎英人プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

マンションライフを快適に327

宮崎英人

宮崎英人

テーマ:マンションライフを快適に

今回は、自転車置き場(ミニバイク・バイク置き場) その2から進めていきます。

自転車置き場の故障
2段式の上段の部分では、スライドする自転車受けの金物のお尻の部分を下におろして使用しますが、劣化により自転車受けの金物が動かなくなったり、自転車を乗せる部分が取れる事があります。
自転車置き場の部品・自転車置き場その物を交換しなければ復旧出来ない事もあります。

大規模修繕では
自転車置き場の焼き付け塗装面等が劣化(チョーキング調査)して、ペンキによる現在の塗装面に上から塗装を塗る事もあります。
考えて行かないといけないのは、自転車置き場の金物は、焼き付け塗装ですので(粒子が細かく光沢感がある 素材に密着する為に耐久性がある)、塗り替えの場合は、現地で塗料を塗る事しかできません。=仕上げが焼き付け塗装の年数まで持たない。その後の塗膜が綺麗に付くか(モロモロになる 綺麗に一度除去してからでないと塗装出来ない等)が出てきます。
可動部品を外し、塗装をして再度元に戻す。
塗装については再度工場に戻し塗装を塗り直す事はできません(費用がかかり 新しい自転車置き金物を買う方が費用がかかりません)。

そうすると、現地の自転車置き場を現地塗装するか、しばらくそのまま使用して、悪くなった物から交換する。この2つの選択肢が出てきます。
大体は、後半のしばらくそのまま使用して、悪くなったら交換する方向で進める事が多いのではないでしょうか。
そのままであっても、大規模修繕時にには清掃・悪くなった部品を交換する必要かもしれませんが。

自転車置き場等(ミニバイク置き場)も同様ですが、屋根があり、コンクリートに専用金物(ミニバイク置き場・バイク置き場の場合は無く区画線があるノミです)が設置されています。
しかし、自転車置き場は金物があり、劣化により仕上げ・可動金物の交換が必要となります。

機械式になり便利・台数を収まる事を考えていますが、メンテナンス費用・取替費用がかかるコストを考えて行かねければいけません。

次回は、自転車置き場(ミニバイク・バイク置き場) その3から進めて行きます。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

宮崎英人プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

管理運営サポートで快適な暮らしを守るマンション管理のプロ

宮崎英人プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼