マンションライフを快適に159
今回は、各種点検その6から進めていきます。
共用廊下に設置されている
屋内消火栓設備(共同住宅 耐火構造かつ内装制限がある場合2100㎡以上 準耐火かつ内装制限が無い場合1400㎡超える その他のもの700㎡を超える)
各階の共用廊下壁面に設置され、位置表示灯の赤いウルトラマンのカラータイマー見たいな物がついています(点滅はしませんが)。
屋内消火栓には、扉を開けると消火ノズルと消火ホースが入っています。
扉を開けても発報はしませんので、確認の為に一度確認しておいて下さい。
表に出ている物は、位置表示灯・発信機(ポンプ起動ボタン)・ベル(スピーカー)が出ています。
使う事が少ない屋内消火栓ですが、万が一の時には、住民が協力して使用する事がもとめられます。
消防点検等を年2回(半年に一度)実施されていると思います。
訓練をしておいて下さい
避難訓練時に操作を訓練をして下さい。
また、訓練をしなくても屋内消火栓に説明書が記載されていますので、一度お読みください。
1号屋内消火栓(2人以上で操作)
見た目でわかるのが、扉内に収まっているホースが上下に吊って収まっている場合は、1号消火栓です。
1号消火栓は、火元に一名以上、屋内消火栓一名以上、最低2名以上が必要となります。
易操作1号消火栓・2号消火栓・広域2号消火栓(1人で操作できる)
扉の中にホースが丸く収まり場合があります。その場合は一人でも操作が出来る様になっています。
広域2号消火栓
2号消火栓とノズルが変わり、少ない放水量で同等の消火能力を備えています。
初見で見ると、1号消火・易操作1号・2号消火栓・広域2号消火栓が使われているのかがわかりませんので、前もって屋内消火栓を確認し、一人でいいのか2人以上での実施しないのかを確認しておいて下さい。
ホースの長さも違う
25m以下 1号消火栓・易操作1号消火栓・広域2号消火栓
15m以下 2号消火栓
その他にも様々な詳細が変わります。
近くの消火栓から、届く範囲の住戸に、全住戸に届く様にし屋内消火栓が配置されています。
点検
機器点検で、半年に一度点検されています。
半年の一度の機器点検(年2回)
1年に一度の総合点検
3年に一度の点検結果の報告が求められます。
また、3年間は書類を残す必要があります。
点検は実施されているので、万が一火災があった場合使用できる様にしましょう。
次回は、各種点検その7から進めていきます。