マンションライフを快適に221
今回は、その他の金物その3から進めて行きます。
その他の金物
玄関ドア戸当たり
玄関扉にも戸当たりが付いています。
共用廊下床にアンカーを打ち込み、ボルトで戸当たりが設置される事があります。
使用するにつれて(扉が良く戸当たりに当たれば)徐々に戸当たりが外れかけます。
竣工後1年以上経過すれば、共用廊下側の戸当たりが共用床から少し浮き初める可能性があります。
床から少し浮いていればねじ込めば(時計回り 締め付ける方向)、元に戻ります。
これが気が付かずに取れたりして、戸当たりが無くなったりします(その場合は買わないといけません)。
気が付いた時に確認しておいて下さい。
※素手で廻そうとすると、ゴム部分で黒く汚れる可能性もありますので、軍手等で廻しましょう。
玄関名盤
玄関扉左右どちらかに、号室・名前・インターホンが付いている名盤があります。
大体ステンレス製品がついています。
玄関先修繕工事をした場合の洗い工事は気を付ける
インターホン自身が悪くなる場合はありますが、基本玄関名盤は故障するものではありません。
どの様な時に交換が必要となるのか。
玄関側の仕上げがタイルで、タイルエポキシ注入・張替え工事をした後に、洗い工事に塩酸を使用する場合、綺麗に流す・拭き取りを実施しないと名盤が錆びる場合があります。
錆びれば交換するしかありませんので、工事関係者は養生して、塩酸を名盤に付かない様にして下さい。
室内感知器のCD管から「クチッ クチッ」となる場合
玄関先から室内感知器まで配管(CD管)配線されていて、室内側で配管のCD管にさわれない場合、玄関先の名盤を外すと、室内側から感知器の配線・CD管が伸びています。
その部分にエアコン用粘土を使用して、CD管の空気を遮断(配線がある為 完璧に遮断はできない)し、音鳴りを無くすば場合もあります(コーキングでCD管の空間を埋める場合もあり 一度施工すると取れない)。
次回は、その他の金物その4から進めて行きます。