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マンションライフを快適に282

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、排水設備その11から進めて行きます。

排水設備
浄化槽
公共排水設備が無い場合、家庭からでる汚水・雑排水等を浄化槽(汚水・雑排水を貯めるタンク)があり、ある一定の基準まで浄化させ、川や水路に流す。
下水道が利用できない場所についている。
マンションの大きさにもよりますが、敷地内に浄化槽が設置され、汚水をある程度の基準まで浄化させる必要があります。

処理方法
生物膜法
活性汚泥法が浮遊した微生物を用いるのに対し、種々の接触材に付着した微生物を利用して処理する。

活性汚泥法
細菌類、原生生物、後生生物などの微生物の集まりからできていて、下水中の汚れを分解し、水をきれいにする役割を果たしています。

説明文を読んでもピンとこないですが。

清掃・報告義務
全ばっ気方式(浄化槽内にばっ気室がある)の浄化槽の場合、半年に一度清掃する必要があります。
また、上記以外は、少なくとも毎年1回清掃するとなります。
汚水はよく清掃しないと詰まる可能性もあり、公共汚水管がなければ必ず清掃する必要があのと、点検報告しなければいけません。

浄化槽の専門用語は、かなり難しいので、詳しくは保守点検をされている業者にお聞きください。

夜中でも汚水層から信号が発せられ(浄化槽にも電極棒がついており発報する)れば業者が向かいます。
業者の緊急連絡先がよく貼ってあるのを見かけます。

年間保守契約されていると思いますますので、集会資料に実績・予算を計上されていますので確認が出来ると思います。

公共下水への切り替え
浄化槽から、近隣に公共下水道が設置され、公共下水道に変更される場合もあります。
敷地から敷地外まで配管を設置する事が必要な為に、敷地を掘り替えす必要があるので工事中は業者が大勢いますのでご注意下さい。 

次回は、排水設備その12から進めて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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