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宮崎英人プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

マンションライフを快適に284

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、排水設備その13から進めて行きます。

排水設備
排水管の入れ替え
大規模修繕を実施する最に、排水管の入れ替えを実施される場合もありますが、単独で排水管工事をされる所が多いと感じます。
工程・費用に関して多大な時間・費用が発生する為に、単独で実施される事が多いです。

入れ替え時期
カメラ調査(X線を含む)をしながら詰まりが無いかを確認をしながら進めて行きますが、20年~30年程度で寿命と言われています。
しかし、もう少し長く使用されているマンションもあります。

点検をしましょう。
年1回の雑水管洗浄・共用汚水桝の確認等、排水管を見る事により、現在どのような状態かを確認でき、悪ければ補修工事・配管ライジング工事(既存お配管をクリーニングして、配管中に膜を付ける)等とする事で、配管を綺麗な状態で保てる方法と感じます。

交換が必要な場合
マンション内縦配管をも対象とする場合、各住戸横引き管の接続が出てきます。
費用について、接続部分を管理者が費用を持つのか、各住戸が費用を持つのか、また、横引き管まで交換するのか、給水管も同時にするのか等、様々事が想定されるので、工事コーディネーター・業者と相談の上、総会で住民に承諾(普通決議・規約を変更させる場合は区分所有者・議決権数の各3/4以上が必要)を得る必要もある為、どこまでの範囲を実施するかを考えて行かなければいけません。
工事範囲を決める事や、費用的にも多額の必要がかかるので、大規模修繕と離して考えた方が思います。

次回は、排水設備その14から進めて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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