マンションライフを快適に199
今回は、排水設備その3から進めて行きます。
排水設備
雑排水管
洗面所(洗面台排水・洗濯機用排水・お風呂排水)
洗面台排水
シンク下に排水の配管が貫通し、トラップ(水を貯めて臭いを遮断する)を利用しながら、シンク下物入内で床まで貫通している場合や、バック壁面にエルボ(90度曲がる部材)で曲がり、物入裏でもう一度エルボで曲がる場合があります。
シンプルにシンク下物入を貫通し床に穴を開ける方が一般的ではあります。
排水管が洗面所下(20~30㎝位の空間がある)に洗面所用排水管横引き(規定の傾斜が必要)されが設置され、縦管に向かって行きます。
私自身は、洗面台の排水管が原因で水漏れした経験はありません。
洗面台(エルボ)に詰る物
シンクの排水口が取れる様になっており、排水口を取りながら(隙間に入る場合もあり)、歯ブラシやイアリング等が排水口に吸いこまれる場合があります。
もし、詰まれば水の使用をすぐにやめて下さい。
細かいく軽いものであれば、S字金物に留まらず、排水管まで流れる可能性もあるので、シンク排水口に落ちればすぐに洗面台の水の使用をやめて下さい。
排水口に物が落ちた場合
ある程度の重量があれば、シンク下物入内にある、S字金物で止っている事ほとんどです。
その場合、洗面台の水の使用をやめて下さい。
その場合、シンク下物入れを取る必要があります。
最近の洗面台物入は、引き出しタイプが多く、取るには中身を出して(軽ければそのままいける)引き出しを取る事が必要となってきます。
引き出しの脱着は1人でせずに、2人以上でしてください。
1人だと、壁面に当て、傷がつく事があるので十分注意が必要です。
物入が外れると、給水の配管と、排水管が見えます。
排水管は、シンク排水口から繋がり、Sの字(U字が上下につながっている)になった白いプラスチック(ステンレスの場合もある場合は専用工具が必要)を使用しています。
プラスチックで出来ている場合
簡単に(簡単に手で廻らない場合もある)手で取れる場合もある(取れなければ掴む所が保護されているプライヤー等を使用する)。
必ず、雑巾・バケツをS字フックの下に置いてからS字プラスチックを外して下さい。
水が必ず溜まっているので、そこに、歯ブラシ・イアリング等が詰まっている事があるのでとって下さい。
取る時間が無い場合は、必ず洗面台を使用しないでと張り紙をしておいて下さい。
事情を知らない人物が使ってしまうと、詰まっている物が流れる場合もあります。
出来れば、洗面台シンクに「使用しないで」と書いておいて下さい。
携帯のメール機能にも送る事は有効ですが、現地に「使用しないで」を書いて置かないと、うっかり悪れる事があるので注意が必要です。
次回は、排水設備その4から進めて行きます。