マンションライフを快適に141
今回は、排水設備その2から進めて行きます。
排水設備
雑排水用配管
雑排水は何種類かあり、キッチン排水・食洗器(ディスポーザーがある排水の場合は専属の配管あり)洗面台・洗濯機排水・お風呂排水等と様々な排水があります。
キッチン用排水(ディスポーザーが無い場合)
最近のマンションでは、キッチンの近くに縦管が配置されています。
キッチン排水は単独で、設置されている事が多く、キッチンの左右に天井から床下(バックパネルの場合もあり)まで、壁になっていてその中に縦管が入ってる事が多いです。
一定の階の縦配管が収まっている壁面には、点検口が付いており、壁面内部を確認できるのと、配管に掃除口が設置されています。
従って、掃除口のある住戸と無い住戸が存在します。
キッチン排水は、シンク下物入に配管が入り、シンク下物入でエルボ(90°曲がる材料)を使いバック側にい行くき、キッチン裏を左右どちらかにある縦管に向かって行きます。
キッチン用排水(ディスポーザー付きの場合)
ディスポーザーとは
生ごみを排水口で粉砕し、細かくして生ごみを排水管に流す事の出来るしシステムです。
生ごみを置いて置くと、臭いの問題・置き場の問題が発生する事から、近年、新築マンションでも多く採用される様になりました。
もともとディスポーザーが付いてないマンションでは使用しないで下さい
このシステムを利用するには、専用の配管・生ごみ除去設備(生物処理層)が必要となり、途中からディスポーザーを付ける事は出来ません。※機械処理ディスポーザーを付ける事は可能ですが、シンク内に処理装置を置く必要があり、粉砕した熱処理されたゴミを回収する必要が出てきます。
通常の配管であれば、使用した水のみをそのまま下水管に流して(古いマンションでは、汚水槽がある場合があります)いましたが、排水管に粉砕した生ごみも一緒に流せる事で、マンションの共用設備に生ごみが溜まる設備を設置しなければ、下水道に流せなくなります。
簡単に言えば、個人が苦労する(ディスポーザー付いていない場合)か、組合側(ディスポーザー付いている場合)が苦労するかの差になります。
ディスポーザーを使用する時の注意点
・生ごみ処理の時に、固いものを入れない。
・使用後は水を流し配管に粉砕した生ごみを付着させない様にして下さい。
・こわれたら(ある程度の年数が絶てば)、新しいものを購入して下さい。
ディスポーザーにも取り扱い説明書が付きますので、よくお読みいただき使用していただきたいと思います。
次回は、排水設備その3から進めて行きます。