マンションライフを快適に3
今回は、水道設備その28からから進めて行きます。
水道設備
受水槽に入るまで
埋設管で漏れる場合
今まで、水漏れ工事も沢山経験しましたが、一次側で漏れる経験はありません。
大体が、2次側での水漏れが多いです。
同じ2次側でも、受水槽に入るまでと、受水槽から建物内に入るまでと分かれ、受水槽から建物内に入るまでが数的にはおおかったです。
埋設管より漏れる場合(管理者が住戸メーターを検針する)
きっかけになるのは、請求される親メーターの請求書面に、「漏水の疑いがあります。」と疑いがあれば記載されてきます。
また、デジタルメーターにしずくのマークが出る場合、漏水の疑いがある事となります(デジタルメーターは誰もが見れる位置にあります)。
その様になれば、漏水箇所を探す事となります。
埋設部分で漏れていれば探さなくてはいけないので、建物下等では簡単に地下に入れる様ピット地下を歩けて点検できる様になっています。
アスファルト表面から水が流れ出る事もあったりします。
簡単に見つかれは、調査専門業者を呼ばなくて済むので費用的にも助かりますが、簡単ではありません。
何処を点検するか、どの様に進めて行くかは、水漏れ箇所を専門にしている業者とそうでない業者では違います。
専門業者は見つめけるのは早いですが、忙しくて(水道局の仕事がメインの為)来てもらうのに時間が掛かります。
話を聞くと、「水道の漏れている音を聞く」事で場所を特定させる為に、アスファルトであれば小さい穴を開け、鉄の棒を差し込み、専用の聴診器を使用しながら探します。
その際にも、竣工図面に沿ってさがしますので、竣工図面は大切です。
何処の間で漏れているかわからない場合
ある程度の区間で区切り水道管を切り、空気圧力をかけ圧力が抜けないかを確認していきます。
敷地が大きく、駐車場の下に埋設として通っている場合、道中の漏れを探すのに苦労します。
工事をする
調査の段階で水道業者が入っていれば、調査と共に工事もできます。
一番早く修理できる方法です。また、埋め戻しが必要な場合は修繕すれば埋め戻せます(仮仕上げ)。
後日改めて工事が必要です。
次回は、排水設備その1から進めて行きます。