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マンションライフを快適に268

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、水道設備その25から進めて行きます。

水道設備
供給方式
高置水槽方式
受水槽に水道を入れ、ポンプを利用するまでは、受水槽方式とかわりませんが、高置水槽と言う屋上に設置されるものや、中間に設置される物を経由して、その場所から下階に供給しています.

各住戸に安定した供給をするのに、一度上まで水道を上げ、そこから重力を使いう事で安定した供給していましたが、近年のポンプの性能が良くなった事で、高置水槽を使用せず、ポンプから供給する事ができ、使用される事が少なくなってきています。

高置水槽の撤去
タイミングとしてはポンプを取り替える時に検討するのがいいと思われます。
また、受水槽も撤去する方向で進めて行ければと思います。
どちらにしても、費用は相当な金額が掛かるので、業者とよく打ち合わせて決めて行けばと思います。

高架水槽方式は、上階から下階に向かって水道を供給していますが、高架水槽を撤去する場合、ポンプの取り替え後(受水槽撤去するしないは別)は、下階から上階に向けて水道を供給する事から、最下階で配管の作業、上階でも作業が必要な等、水道工事が必要となります。
費用的にも安くはなく、費用対効果を考えると、何年使用しなければ元を取れるかを考えると二の足を踏みます。

受水槽も大規模修繕の修繕対象になりうるます。
受水槽は、現地で組み立てされる事が多く、白いものはFRPで作られ、現地で組み立てる事が多いです。
また、鋼鉄(ステンレス製)の物もあります。
内部を触る事は、ほぼほぼ(飲料水道貯水槽内専用エポキシ樹脂をぬる場合あり)ありませんが、外部は、内部に太陽の光がどの程度入るか(受水槽内の温度が高くなり藻が発生する場合がある)で外壁を塗装するか、取り替えるを決めて行きます。

次回は、水道設備その26から進めて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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