マンションライフを快適に65
今回は、水道設備その24から進めて行きます。
水道設備
供給方式
受水槽方式
受水槽に水が入り、水圧が抜けるけて、改めてポンプで各住戸まで水圧をかけて供給する方法。
受水槽の構造
トイレのタンクと同様と考えていただければ、大体同じ(トイレには無い電磁弁等がついていますが構造は同じです)です。
細部は細かく規定されていますが、大まかにトイレタンクの大きいのと考えていただければOKです。
受水槽の事故・事件
たまに、受水槽の天板に穴が開く等して、受水槽内で人が死んでいたと言うニュースを見られた方もいらっやると思います。
受水槽が外部に出ていて、建物の横にある場合、事故・事件で建物上階から落ちて受水槽の天板を突き破り、中で死んでいたという事例があります。
点検をよくする
事故にあった場合は、いかに早く見つけるかですが、毎日点検(朝・夕方の2回確認すれば)。ただちに見つけるのは難しい(管理員が土・日・祝日が休みもあるので)かもしれませんが、いかに管理員が受水槽を点検しているか。「受水槽の上部が割れていないか。」「蓋に鍵が掛っているか。」「受水槽廻りに入っていないか(受水槽に入るには策に鍵が掛かっている)を毎日しているかが必要となります。
また、事故が起きない様に、受水槽に面している建物にバルコニー面が無いか、屋上が近寄れる状況になっていないか。を確認する必要があります。
※点検していればいいのではなく、「ちゃんと点検をしているな」と住民にわかってもらえる様に、一か月の点検状況を掲示板に貼りだす等して進めなければいけません。
受水槽廻りで子供(子供とはかぎりませんが)が遊んでいたら
受水槽の蓋についている鍵も、開けようとすると開けられるので、子供達が受水槽廻りで遊んでいる見かければ、管理員・休みであれば管理会社に電話連絡してください。
次回は、水道設備その25から進めて行きます。