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マンションライフを快適に264

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、水道設備 その21から進めていきます。

水道設備
受水槽
お住まいの住宅に、四角いとても大きな白い(ステンレスの場合もある)物が設置されていないでしょうか。
1階の見える場所や、地下・建物内・別棟として設置されている物もあります。

最近の低層マンションの場合、受水槽なしで水道管から直接ポンプを使用して水道を供給される場合もあります。

受水槽の容量
受水槽には、全住戸の想定使用に対して一日に使う1/2の水道を貯める必要があります。
水道が止まっても(停電の場合はポンプが止まるので総座に供給が止まります)、受水槽にある分は供給される事になります。
最初の設計段階で容量を確認し決めています。

年一回の清掃・検査
10㎥を超える受水槽では、年1回必ず清掃をする義務があります。
また、清掃後検査をする必要もあります。

お住まいのマンションでも、〇月〇〇日「午後〇〇時まで断水します。」と案内が入り、受水槽を清掃している場合があります。

では一年間でどの程度汚れるのでしょうか。
人によっても変わりますが、「一年間でこれだけ汚れているのか。」「この程度の汚れか。」とわかれ、人によって変わります。
受水槽の底はカメラで写真を撮ると、汚れが確認できる位汚れがあります(住んでいる地域が古い水道管があるか・管末の場合等によっても変わります)。

居住者各自で防衛する事は出来るのか
汚れている受水槽の水道を綺麗にするには、最近の混合水栓や、洗濯水栓等にはストレーナー(網目の目皿)が入っています。
そこが詰まると、水等の出が悪くなる事があります。
飲む水などは、一度貯めて置いて置く、浄水器(最近の混合水栓は内部に設置できる物があります)を通し余分なものを除去する方法が良いと思います。

次回は、水道設備その22から進めて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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