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今回は、水道設備 その9から進めていきます。
水道設備
シンク下物入は木材で出来ている
洗面台下・キッチンシンク下の物入は、木材で作成されているとお伝えしましたが、
内部は、白の仕上げ材(薄べニア)合板が使用されているのと、心材にパーチ等(種類が数種類あるが一般的にパーチと読んだりしています)が採用され、水で濡れ時間が経つと変色(カビで黒くなる)事や、膨れが生じる場合があります。
水漏れしたキッチンシンク下物入や、洗面台下物入のカビが発生した物を見た事がありますが、無残にも黒くカビている事があります。
下台だけの交換をお勧め(業者が用意できれば)しますが、ほとんどの場合、給水・排水・その他の器具脱着・コーキング等をし直さないと交換できません。
そのため、余裕があれば一式交換する方が良いかもしれまん。すべての新品となる為に、劣化が解消されます。
フローリング
キッチンシンク下物入だけでは収まらず、フローリングにも水が廻る可能性もあります。
キッチン周辺のフローリングが黒くなる。
フローリングは乾燥していれば、色が薄くなり(劣化により紫外線により色褪せする場合はあります)ますが、黒くなる場合、シンク内を一度確認する方が良いです。
シャワーホース付き混合水栓(キッチン・洗面台共)の場合
シンク下にプラスチックの水入れが付いています。
そのプラスチック水入れが一杯になって水漏れしていないでしょうか。
そこからシンク内に水漏れし、フローリング下に水漏れする場合があります。
混合水栓(シャワーホースなし)(キッチン・洗面台共)の場合
こちらは、洗面所裏で接続点が設けられており、シンク下をのぞいてもわかりません(洗面台の場合は、シンク下物入の場バックパネルより物入内に出ている配管もあり)。
物入の全て取り、シンク下の引き出しを取り、バックパネルを取り、接続点を確認できる状況まで取ります。
新築時に、混合栓の接続をしているので、必ずパネル裏に接続点があります。
次回は、水道設備 その10から進めて行きます。