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宮崎英人プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

マンションライフを快適に250

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、水道設備 その8から進んて行きます。

水道設備
洗面所下
洗面所下には給水・排水関係が入り組んでいます。

洗面台・洗濯用水栓が、見える場所で水が漏れれば床下に水が溜まる事はありませんが、給水管をつたう事や、洗面所床から下に行く場合などは、気付かない内に床下に水が溜まったりします。しらない間に、洗面所下がプールの様になる場合もあります。
その様にならない為にも、点検は必要となります。
洗面所床下に点検口が設置されている事が多く、簡単に点検口の蓋を取り床下の状況を確認できます。
一度確認すれば、しばらく問題ないと思われますが、常時のぞかないとのぞくのを忘れてます。
頻度で言うと、新築から5年目まではそれほどのぞかなくても問題はありませんが、5年目以降については、劣化が始まる年数となるので、床下をのぞく方が安全ですし、漏れていれば早く対処できます。

キッチン内・洗面台内への水漏れ
シャワー付き水栓の場合、シンク下物入にプラスチックの水受けがついています。
混合水栓の劣化により、そのシンク物入プラスチックの水受けが一杯になり、外部に水漏れする場合もあります。

シンク下物入は木材で出来ている
キッチン・洗面台共に、木材で下箱が作成されています。
特に芯材などは、パーチ材等(細かい木くずを圧縮させ芯材を成形させている)を使用しているので、水漏れして水を吸うと膨れれ、腐ると黒くなる事や、ボロボロになります。
キッチン・洗面台の下台だけ交換は可能ですが(業者に問い合わせて下さい)、
一度全部をキッチン・洗面台を外さないと交換できないので、新しく新品を入れる方が劣化がなくなり、安心できると思います。

次回は、水道設備 その9から進んて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。ドローンによる外壁点検も可能。

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