マンションライフを快適に267
今回は、水道設備その8から進めて行きます。
水道設備
構造
洗面所下には、お風呂・洗濯機・洗面台・キッチン・バルコニー水栓の水関係(洗面所にあるお風呂・洗濯機用・洗面台等の排水の接続もあり)が接続されており、給水は、パイプスペースの水道栓から水系統と、給湯器を経由してお湯にし、洗面所の下で、さや管ヘッダー方式で各場所まで、両方又は片方(水)を供給しています。
ポリブデン管・被覆架橋ポリエチレン管
給湯器から洗面所下まで水・お湯系統が一本づつ、道中の接続点なし、また、洗面所下から各器具まで道中接続点なしで、ポリブデン管・被覆架橋ポリエチレン管でコンクリート躯体内を通り施工されます。
被覆にも、青色(水系統)・赤色(お湯系統)として施工され、見た目で分かりやすくなっています。
ボリブデン管・被覆架橋ポリエチレン管は、手でまげられますが、直角には曲がりません。
ある程度のアールが必要になります。
短いと施工できませんが、長ければ切って施工できます。
少し長く配管を施工すれば、接続に苦労します。
さや管ヘッダー方式
髪の毛をとく、くしをイメージしていただければ良いと思いますが、持ち手の部分からどちらか(水・お湯)が入り、くしの一本一本の髪の毛をとぐ部分から供給している、水、お湯に分かれ供給しています。
接続点が少なく、器具を接続する場所、洗面所下のさや管ヘッダー部分、パイプスペースの水道、給湯機部分となり、接続点が少なく、道中の水漏れの可能性を低くしている商品です。
どのマンションでも、現在ではこの方法を使用しています。
次回は、水道設備その9から進めて行きます。