マンションライフを快適に29
今回は、水道設備 その3から進めて行きます。
水道設備
シャワーホース付き混合水栓
シャワーホース
お風呂・洗面所でも同様に、メタル調シャワーホースが使用される事が多いです。
高級感を出すために、メッキされたシャワーホースが付き、ゴム製のシャワーホースより豪華に見えます。
劣化
メタル調シャワーホースも長年使用すると、水漏れを起こす事があります。
シャワーホースの劣化で漏れる場合や、パッキンの劣化で漏れる場合もあります(よくあるのがヘッドと接続されている部分のパッキンから水が漏れる場合もある)。
キッチン・洗面所の場合、気を付けていただかないといけないのは、シャワーホース付きの混合水栓と言う事を悪れてしまう事です。
長年使用するとホースの曲がる部分から水が漏れる(洗面台も同様、お風呂などは、持ち手・接続部分が悪くなる事が多い)見えない部分で水漏れとなり、シンク下物入に水漏れします。
シャワーホースを出して使用していれば、悪くなっているかが分かりますが、シャワーホースの存在自身をわすれ、気付かない事もあります。
シャワーホースが付いていない混合水栓
シャワーホースが付いていない混合水栓もあります。
その場合の接続は、シンク下物入のバックパネル裏で水・お湯に接続されている事が多いです。
水が漏れている場合、直接バックパネル裏に水が漏れます。
確認のしかた
シャワーホースが付いていないタイプは、シンク下物入を一度外し、バックパネルを開けないと目視できません。
シンク下物入(引き出しタイプが多い 引き出しに入っている物にもよるが 中身を一度出した方が引き出しは軽くなる)(開き戸のタイプは内部を出しバックパネルを取り目視する)、引き出しを出し(一人ではやらない方が良い もし落とすとフローリングやその他に傷が発生する可能性あり)、バックパネルを取り点検(点検できる様にしてあるのか、混合水栓を接続する必要があるので開いているのか)できる様に、板が手で取れる様プラスチックのボタン式で止って(ビスで止めてある場合もあり)いる物もあります。
その板を外せば接続点がみえます。
ここまでしないと確認できない状態ですが、月に一度程度、確認できればいいのですが、引き出しの場合、引き出し2つを取り、バックパネルを開けないと見れないので大変になります。
お金に余裕がある方は、業者にお願いし、定期点検を依頼して確認してもらいましょう。
その他の方は、ご自身で点検しましょう。
次回は、水道設備 その4から進めて行きます。