マンションライフを快適に148
今回は、水道設備 その1から進めて行きます。
水道設備
末端から水道設備を遡ると、各末端器具→室内配管→各戸水道メーター→共用配管→受水槽→敷地内配管→親水道メーター→埋設水道管→水道局等
と言う順番になります。
各末端種器具
キッチン・洗面所・お風呂・洗濯機用・専用庭水栓等、様々な器具が存在します。
シングルレバー
現在主流のシングルレバー(一本のレバーで水・お湯の温度を調整)となっていますが、長年(長年でな場合もありますが)使用すると劣化による水漏れが起こす事があります。
ホームセンターでもカートリッジ自身が売ってますが、ご自身で交換するより、水栓メーカーの作業員で交換した方が問題が発生しても対応して交換してもられます。
住戸の水道栓を閉めたり、シングルレバー水栓が共回り(シングルレバーとシンク下専用ボルトが一緒に廻る)ことや、水赤で固着している事もある(水栓メーターの作業員は慣れている)ので少々高くついても水栓メーカーの作業員を使用する事をお勧めします。
シングルレバーの水漏れ
水栓カートリッジ・シャワーホース(最近のキッチン・洗面台でも水栓ではヘッド部分を伸ばしてシンクの隅々まで流せる様にできている)・シャワーホース内の浄水器カートリッジ等、色々な箇所から水漏れが起こります。
水栓カートリッジ
水とお湯を混合させる機能がついている、水栓カートリッジから水漏れする事があります。
カートリッジには、もう一つ「浄水器用カートリッジ」と言う物がありますが違う物です。
ある程度の年経つと、洗面台の水栓付け根に水が溜まっていないでしょうか。
拭いても、しばらくすると水が溜まっている。
「おかしいな」と思えば、水栓カートリッジを交換サインとなります。
シングルレバー シンクと水栓がグラグラしてないか
大人数が水栓に触ると、優しくレバーの上げ下げをする方や、強く上げ下げをする方もいます。
水栓の取り付けが分かっている人は、あまり強くレバーの上げ下げをする事はありませんが、知らない人は、結構強く上げ下げします。
強く上げ下げするから緩む事ではありませんが、使用していると緩む場合があります。
シンク下から、専用ボルト(専用工具が必要)にて天板を挟んでいます。
そのボルトが緩み、水栓がグラグラになる場合があります。
グラグラすると、シンク天板と水栓の間に水が入り込み、シンク内に水漏れします。
ひどい場合は、シンク下からフローリングに水が入り込み、フローリングが腐る(黒く変色する)事があります。
フローリングが変色し、貼り替えるとキッチン・リビングのフローリング(キッチンに見切り材があればキッチンのみ リビング入口に見切り材が無い場合は廊下まで一体となっている場合あり)を張り替える必要が出てきます。
次回は、水道設備 その2から進めていきます。