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今回は、ガス設備 その5から進めて行きます。
ガス設備
ガスの号数
16・20・24・27・32号と色々な大きさがあります。
1号が、1分間に、冬場の水温+25℃のお湯をどれだけ作れるかとなり、16号であれば、16L作れ、20号であると20L作れる事となります。
では、どの号数が必要かですが、一般的に使われている目安を記載します。
16号 1~2人で使用する・・・一度に複数使用しない。
20号 2~3人で使用する・・・同時に2か所にお湯を出すことが可能。多く使うようであれば24号が必要。
24号 4人以上で使用する・・・複数で同時にお湯を出すことが可能。多機能化が進み、カワック・床暖・お風呂・洗面所・キッチン等の複数でお湯を使う時は、最低限必要です。
故障
新築マンションでは、24号以上が付いているのがほとんどだと思いますが、販売金額の中に給湯器の値段も入っており、給湯器がどの程度するかは記載されていません。
給湯器を交換する際には、そこそこなお金が必要となるので、故障で交換が必要な場合は気を付け下さい。
約10年程度(もっと早い場合もあり)がたつと、給湯器が突然止まる事もあります(多分半導体)が、汽車の様に、「ポ―」と館内に響き渡るほど音が大きく鳴り、当事者はあまり気が付かないが周りが気が付く事があります。
給湯器部品も、10年が経過すると、部品の供給が難しい場合もあります。
部品があれば修繕を選ぶか、新品を選ぶかですが、お金に余裕のある方は、新品を選んだ方がベストだとは思います。
部品がなければ、必然的に新品を選ぶ必要がありますが。
電気温水器
ガス設備のない集合住宅もあり、電気でコンロ・給湯器を使用して生活されている建物もあります。
故障の場合、ガスが各専用部分のパイプスペース(メーターボックス)に来ていれば室内に引き込む可能性もありますが、共用設備にガス施設が無い場合、再度電気を使用する事となります。
メーカーによっては、電気温水器自身を撤退(部品もない場合あり)している場合もあり、取り替えしか方法が無い場合もあります。
交換も商品が届くのに時間が掛かったり・大きさが入るかどうかがあり、すぐには取り付かない場合があります。
かといって、エコキュートを導入するスペースがないと入れられません。
いち早くガス設備をなくすまでは最新で良かったのですが、その後にメーカーの追従がなく、交換するのは大変になりつつあります。
次回は、ガス設備 その6から進めていきます。