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マンションライフを快適に225

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、電気設備 その13から進めて行きます。

電気設備
移設できるのか
南海トラフ地震、その他震と、地震大国日本では、毎年どこかで地震があるのではないかと言われています。
大きな地震が海の中で起これば、津波(東日本大震災では最も高い場所で14.8mの津波痕跡も確認がされています)が発生する場合もあります。
14.8mは、建物が1フロア3mで計算すると、5階の天井まで水害があった事になります。
沿岸沿いのマンションでは、電気設備が2階以上にあれば、津波の大きさ、建築場所にもよりますが、被災する可能性が低くなります。
また、川沿いにあるマンションも同様に、水害の可能性もあります。
土地の低い場所も水害を受ける可能性もあります。
まずは、ご自身のマンションが何処に建築されているか、ハザードマップポータルサイト(身のまわりの災害リスクを調べる)で確認をしてください。

では、2階以上に持っていけるのか
物理的には可能ですが、費用が大変高く、実際起きるかどうかわからないものに高額な金額を出して移設する事が、区分所有者に理解されるのかも問題であり、なかなか前に進まない事もあります。
実際、その様になれば、供給側が電気の供給が止まる可能性が高いので、電気が供給されない場合もあります。

次回は、電気設備 その14から進めていきます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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