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マンションライフを快適に 223

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、電気設備 その11から進めて行きます。

電気設備
キュービクル(キュービクル式受電設備)
敷地内に大きな(少し小さいもの)「高圧危険」「変電設備」「危険 高電圧」等のシールを貼ったBOXがないでしょうか。
玄関・車路(車)をご利用される方は、見付くのは難しいかもしれません。
敷地を点検しながらゆっくり敷地を見ると、案外気づき(キュークルが無い場合もあり)ます。
高圧受電が敷地内にある場合は、電力会社より6600Vを敷地内に入れ、キュービクル内で100・200Vに変換しています。
以前は、借室がほとんどでしたが、キュービクルが出来てからは、キュービクルで対応する事が出てきました。

キュービクルを設置する場合も、遠隔監視の出来る部品に交換を進められます。
近年では、遠隔監視をする商品の販売が多く、人員が削減できるのが大きな原因でしょう。
スマートメーターしかり、キュービクルしかり(他の業種でも)、人員をさかずに、機械が点検できる時代に入ってきました。
生産性人口が減ってきているので仕方ないかもしれません。

熱を持つ
借室・キュービクルでも同様ですが、電気を生み出すには熱が発生します。
その熱を逃がす為に、換気扇が回っています。
借室の場合、換気扇で換気されていると思いますが、埃で閉塞気味になり、気になるぐらいの音が鳴る場合があります。
その様な場合は、電力会社に連絡し、扉を開けてもらい点検をする必要があります。あまり長く換気扇をそのままの状態で使用すると、換気扇が負圧になり取り替える必要も出てくるのでご注意下さい。
キュービクルの場合は、電気会社が責任を持って、点検されます。

次回は、電気設備 その12からです。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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