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コラム

マンションライフを快適に 222

2024年6月11日

テーマ:マンションライフを快適に

コラムカテゴリ:住宅・建物

今回は、電子設備その10から進めて行きます。

電気設備
共用配電盤
各住戸電気量計から出た配線は、共用部分に一カ所に集中します。
それが、共用配電設備(専用部分に送る電気と共用部分に送る電気とに分かれる)となります。
マンションに設置されるものもいくつかあり、高圧・低圧・借室・キュービクル等の設置がありますが、
最初に、館外から来ている電気がの総電気が、50KW以上・以下によって変わります。

高圧受電設備(50KW)以上の場合
電気をよく使う、中型マンション以上で見られる方式。
6000V以上な電気が直接、敷地内に入ってくる。
低圧引き込みより契約電力の単価がやすくなる。
マンション管理者(所有者でも)電気室・キュービクル内には入れない。
点検は電気会社が責任を持って点検する。
法廷点検が必要。
一括受電サービスが使えない場合がある。

低圧受電設備(50KW)未満の場合
小規模のマンションで使用される。
高圧受電設備の契約電力より単価が高い。
館外で100・200Vに変換され、低圧が敷地内に入ってくる。

一括受電サービス
近年、電気会社から、一括にその他の業者が電気会社より電気を買い、それを一括受電契約したマンションに販売する等の場合があります。
2016年4月に電力小売り全面自由化となり、その他の業種が中間に入り、電気料金が安く設定できる事が多いようです。
文字通り、一括に契約する必要があるので、マンションに住んでいる方が全員契約しなければいけない事もあり、なかなか前に進まない場合もあります。

個々に業者契約できるか
一括受電をしているマンションでは契約できません。
一括受電をしているかは、見ただけではわからず、管理者に訪ねて下さい。
一括受電をされていなければ、個々で契約できます。

次回は、電子設備 その11から進めて行きます。

この記事を書いたプロ

宮崎英人

管理運営サポートで快適な暮らしを守るマンション管理のプロ

宮崎英人(株式会社スナグル)

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