マンションライフを快適に253
今回は、バルコニー床仕上げ その3から進めて行きます。
バルコニー床仕上げ
長尺フロア
気をつける所
端部、ジョイント、エアコンドレーン用レールがあればその周辺、違う材料を使用している所。
シートの途中でプクッとふくれる事はマレで、ほとんどめくれる事は少ない(下地コンクリートにクラックが入りそこから浮く事はたまにあります)。
見るのは、端部・ジョイントがめくれていないか程度です。
とくに端部(側溝側)は、マンションによってコーキングを打設する場合と、しない場合もあるので、ご自身でご確認していただけたらと思います。
側溝側にコーキングがしていないからすぐにめくれる訳でもなく、のりでしっかり長尺シートがついていれば問題はないです。
そして、影響があるのは、そのお部屋ではなく(見栄えの問題はありますが)、下階のバルコニー天井からポタポタと水漏れするの原因となります。
その階からの連絡より、「下階の方が上から雨もりがするのですが」がほとんどです。上の階(補修をしなくてはいけないバルコニー)にお話しても中々わかってもらえないケースもあります。
大規模修繕時に、外部足場を組む場合、部屋内に入る必要もありませんので、工事が進む可能性が高いです。
次回は、バルコニー床仕上げ その4から進めて行きます。