マンションライフを快適に272
今回は、バルコニー壁面仕上げ その9から進めて行きます。
バルコニー壁面仕上げ
気を付ける事
以前にもお伝えさせていただきましたが、「見る」事です。
作業する必要はなく、バルコニー内(壁面クラック・タイル仕上げの場合のタイル目地割れ等)がないかを目で見て確認する事です。クラック・白華等がある場合、テープ等を貼り目印としておいて下さい(すぐにどこに行ったか分からなくなるので)。
タイル仕上げの場合、小さいお子さんがいれば、「見る」をもうひと段階上げていただいて「細部に見る」もいいと思います。
以前にも記載しましたが、タイルが割れると、鋭利な刃物同様に切れる事があるので注意が必要です。また、タイルが崩れ倒れてきても、重量があるのでケガをしたりします。
クラック・白華がある場合は、
一報を、管理員・管理会社担当・管理者に伝えれ、言った日時を覚えておいて下さい。
クラックの場合、クラックスケールと言う物があり、その幅を計測するスケールがあるので、クラックの入っている場所、幅の大きさにより、ヘアークラック・開口クラック・乾燥クラック・構造クラック・・・等かを確認する事ができます。
0.2㎜以下で特に何もしなくても問題ない。0.2㎜で(雨がかり)水漏れを気にしなくてはいけない。0.3㎜から、何かをする必要が出てくる。0.5㎜以上で構造的に支障が疑われるレベル。となります。
※タイルが貼っている場合は、その下地(コンクリート部分となります)。
連絡が早いのか、遅いのかによって、管理者・管理会社のマンションに対する評価もわかります。
業者が実際に見に来るのは、手配・業者のスケジュールによって変わるので一概に遅いといえませんが、連絡は早くするのが一般的ではないでしょうか。
また、実際の修繕については、管理者の予算であったり、築年数が早ければ建設会社・デベロッパーの負担ともなるので、話合いに時間が掛かる場合もあります。
早く連絡はあったが、長い事放置されているような場合は、その経緯を入居者には伝える必要があります。
応急措置までされていれば、ある程度は安心できますが、何もしないまま放置されるのが一番いけません。
何もされない場合は、管理員・管理会社担当・管理者に対して早く直す様に伝えて下さい。
次回は、バルコニー床仕上げ その1から進めて行きます。