マンションライフを快適に302
今回は、バルコニー壁面仕上げ その7から進めて行きます。
バルコニー壁面仕上げ
塗装仕上げ
水性塗装
水で薄める事の出来る、一般に壁面塗装、天井塗装等、で使われている塗装になります。
天井仕上げ(リシン)
細かな石、砂を混ぜて、吹き付ける塗料仕上げ。
塗料と細かな石、砂を混ぜるので、仕上げ面がプツプツな仕上げになり、将来的(10年以上)にさわればポロポロと取れる場合があります。
壁面仕上げ
エマルジョンペイント(EP塗装)
独特の臭いはありますが、油性みたいなシンナー系の臭いはありません。
コンクリートに塗布される一番ポピュラーな仕上材であり、施工が安全(シンナー系を使ってないので火災になりにくい)で、水があれば、塗料を薄める事もできるので、施工が容易である事から、一番使われている仕上げ材。
プライマー(シーラー)
コンクリート面に塗装を強固に付着させる為に、プライマー(シーラー)を塗布します。
施工の順番は、コンクリート面清掃、プライマー(シーラー)塗布、下地塗り(1~2回)上塗りとなります。
仕上げ材捲れ
数年経つと、一部の塗装面がボロッと取れる事もあります。
コンクリート面が湿気(天井が多い)ていたりすると、塗装の付着力が少なく、塗料が捲れる事があります。
塗料を塗布する前に、湿気がたまらない様にする事が先決となります(共用廊下の場合 給湯器の排気がこもる場合もあります)。
バルコニーに給湯器がある場合などは、排気の吹き出し口が黒く変色・塗料自身が湿気を吸い(ガスは湿気が多い)脆くなっていないでしょうか。
バルコニーで塗装面が剥がれる事は経験なく、多いのは、白華(コンクリートの成分が流れ出る)で手摺壁や、床仕上げに白い物がついていないでしょうか。
次回は、バルコニー壁面仕上げ その8から進めて行きます。