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今回は、バルコニー壁面仕上げ その5から進めて行きます。
バルコニー壁面仕上げ
タイル張り
バルコニーでは
内壁側（サッシ側）にタイルを全面に貼っている場合や、柱等にタイルを張って、あとは塗装で仕上げている事もあります。
タイルには、平面タイル、コーナータイル、マグサタイルにモルタル目地が入っています。
タイルが浮くには、①タイルの浮きが大きくなる、②目地が割れてくる(縦ラインでひび割れしてくる）、③複数浮いてきている部分が重みで膨れてくる。事になります。
何処でわかるかですが、正直③になる、崩れてこないと気付かないと思います。
①で気づく人は、固いもので壁面をたたく等をしないとわからない。
②で気づく方は、バルコニー内で作業をしている時に、「あっ」と気づく。
③の場合、またはタイルが捲れている場合は、あまりバルコニーに気を気を使わない、出ない方。
正直、タイルが悪くなる事を想定してバルコニーに出ないので、気付かないのが当然ですし、気にしなくても、問題ないと思います。
バルコニーでタイルが捲れた場合
室内を作業員が通り、バルコニー内で修繕しなくてはいけないので、通ってほしくない、音と埃が入る等があって、面倒くさいと（大規模修繕時には、外部足場等からバルコニー内に入るので部屋内に入る事は少ない）と思いますが、はがれれば早く元に戻した方が良いので、電話してあげて下さい。
捲れる箇所は、サッシ・キッチン勝手口周辺のコーナータイルと平面タイル、梁角のマグサタイルと平面タイル等とあり、コーナーは一枚でサッシ（大体長手）当たっていれば、シールで片側が固定されているので、捲れるまで行かないが、目地が割れ取れかけています。
また、もう片方（平面タイルとついている部分）が浮き、目地がヒビ割れが発生している事があります。
一番気を付けていただきたい部分
バルコニー内に外梁があり、タイルで仕上っていれば、梁側面・梁下には気を付けて下さい。
高さがあるので、落ちてケガをするので注意（特に目地が割れていないか）して見ておいて下さい。
タイルが割れれば、割れた面は鋭利な刃物と同様な状態になるので、触っただけでも指を切ったりするので素手では触らないで下さい。
次回は、バルコニー壁面仕上げ その6から進めて行きます。
