体調不良の為、今週のコラムをお休みさせていただきます。
今回は、バルコニー手摺 その5から進めて行きます。
バルコニー手摺
アルミ手摺
ガラスがなく、アルミ手摺のみで仕上がっている手摺。
コンクリート床面にアルミ支柱補強材を仕込み、上からかぶせる形で施工されています。
部屋によって、コンクリート妻側・コンクリート手摺がある場合は、L型アングルで手摺TOP裏で壁面に止められています。
ガラスがない分軽く仕上がります。
音鳴り
皆さん経験がおありだと思いますが、「共用廊下・バルコニーで、パチン・パチン」と音が鳴っている事があります。
何処で鳴っているかわからない事がありますが、原因はアルミ手摺が曇っている状態から、太陽に当たった時に、アルミ手摺が膨張し、接続部分・ビスで止まっている所等、収縮により音鳴りがします。その反対もです。
アルミ手摺の劣化
アルミ手摺TOPが白く曇った状況になっている状態を見られた事はないでしょうか。
雨で濡れると、元に戻っている事があります。
アルミ手摺にも、仕上げにクリアの上薬が塗布してあります。
そのクリアが白く雲みたいになります。
もちろんアルミ自身が錆びる場合もあります。
大規模修繕時にアルミに上薬を縫って、数年寿命を延ばす工法もあります。
実際どの程度の寿命延命できるかは、日に当たる条件等にもよりかわります。
次回は、バルコニー手摺 その6から進めて行きます。