マンションライフを快適に286
今回は、バルコニー手摺 その1から進めて行きます。
外壁手摺壁
バルコニーには、建物外側に手摺壁が設けられています。
昔は、鉄格子・コンクリート壁で出来ていましたが、近年は、アルミ・ガラス等で出来ている事があります。
また、共用廊下側にも手摺が設けられ、大体が、コンクリート壁・アルミ・一部ガラス等にTOPがアルミ手摺を使用しているのが多いのではないでしょうか。
人の落下防止・歩行機能を補助するために、設置されるもので共用部分扱いになります。
手摺がアルミ・ガラス等で出来ている場合、コンクリートに埋め込む・インサート金物(アルミ柱を取り付ける為)を埋め込む等をして設置されています。
コンクリート壁が手摺として設置される事もありますが、コンクリ―トのままであれば、定期にスリット(一部の手摺壁が無い状態)が入っています。
鉄格子+コンクリート手摺壁
以前はよく使わていた工法。
工事する際に、コンクリート手摺壁側面にアンカーを打ち込み、格子自体を溶接してから、コンクリート仕上げ、鉄格子に塗装をしていました。
劣化する事で錆びが廻り、ひどい場合、取替しなければ綺麗にならない場合もあります。
アルミ手摺・ガラス+コンクリート手摺壁
光がバルコニーン内に入る、コンクリート手摺壁より、光が入り明るく見せる効果があり、近年のマンションでは良く使われる工法です。
インサート金物を設置し、その上にアルミ手摺を被せる(被せ工法)でできています。
コンクリート壁の小口にL型金物(ひかえ)で振れ止め固定がされています。
アルミ手摺・ガラス
最近は、コンクリート壁が無いタイプのアルミ手摺が連結されている物(ひかえはあります)もあります。
屋上にも同様に、アルミのみの手摺が設置される事もあります。
皆さんは、手摺壁に持たれかかったりしますか。
私自身は、コンクリート壁で出来ていなければ、あまり持たれかかったりはしません。
次回は、バルコニー手摺 その2から進めて行きます。