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マンションライフを快適に151

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、室内発報ウレタン その1から進めて行きます。

発報ウレタン
液体になった発報ウレタンを壁面に吹き付け断熱しているもの。
吹き付け後、発報すためふくれてきます。

外壁面に面したコンクリートスラブの内側(室内側)に吹き付けられる商品です。
全体(床・天井・壁面)に吹き付ければ、断熱効果もいいのでしょうが、金額面・施工のしにくさと、外壁に面した壁面内側(折り返し1,000㎜は吹く)に使用されています。
したがって、住戸間の場合は、玄関側・バルコニー側と少なく済みますが、端部屋の場合は、外壁に面した場所に施工する必要がある事や、最上階(北側斜線規制の段々になった端部屋も含む)は天井にも発報ウレタンを吹き付けられたりもします。
発報後、吹き付けた厚みが、50~75㎜程度が一般的ではないでしょうか。
吹き付けた発報ウレタンを確認する為に、ウレタン厚み測定ピンを刺して規定の厚みに達しているかを確認します。

身近な所では、カップ麺等は発報スチロールが使われていましたが(現在は紙製のものもあり)、暑いお湯を入れても持って食べられる容器となっています。
また、かき氷を入れる冷たい物を持って帰る様にも、発報スチロールで出来た容器を使用しています。
容器内に入っている、暑い・冷たいを持っても感じにくい物となっています。

ホームセンターでは、発報ウレタンが板上になっている物や、液体のままスプレーで販売されている場合もあります。
板になっている物は、一般住宅の床の根太の間に入れたり、開口部分の室内側を断熱する為にスプレーをしたり、補修に使う場合もあります。

次回は、室内発報ウレタン その2から進めて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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