マンションライフを快適に70
今回は、集合エントランス自動ドア その2から進めて行きます。
集合エントランス自動ドア
電源OFFにした場合
清掃員さんが清掃の為、集合エントランス自動ドア周辺を掃除する際に、電源をOFFにして廻りを清掃します。
スイッチが内部側の鴨居レール内(左右どりらか)に赤く光ったスイッチが入っています。
背が高い位置にあるので、清掃員さんは、棒でスイッチを切ったり入れたりします。
電源を切ると、そのままの状態で止まり、閉まっていた場合(途中でも)は手動で空けなくてはいけません。
建築基準法では、内部からは開けられる構造の扉(防火戸)を設置しないといけないので、停電の最に開けられないを防ぐ為にその様になっています。
また、途中の開く段階でも止めても、後は手動で空けれます。
電源をONした場合
スイッチをONにすれば、電源が入りスイッチが赤く光ります。
自動ドアは、開いていれば最初だけゆっくり閉まります(本当にゆっくりと)。
その間は扉を触らないで下さい。
人が通りそうな場合は、一度電源を切って、手動で空けて下さい。
その後、上部センサーが感知する状態になれば、センサー横のランプが赤く光り準備出来ている状態になれば、センサーを動かし開けます(通常スピードで開く)。
管理員事務室等にて
管理員室等には、集合エントランス自動ドアの「開ける」「閉める」「一回扉」のスイッチがついています。
引越をする際に、自動ドアが開き養生しているのを見かけた事はあると思います。
その様な場合は、管理員室で自動ドアをOFFにして、開いた状態にします(引越業者が管理員を探してもいない場合、内部から開ける事はありますが)。
管理員室で、「開ける」状態にした場合は、必ず扉が開いた状態で止まります。
そのその他は
停電で止まる事はあります。
自動ドアだけが停電する事は少なく(過電流が流れてブレーカーが落ちる場合はある)、全体の電気もつかなくなるのでエントランス・風除室全体が暗くなっていると思います。
上部センサー横には、色が変化するライトが消灯していれば、電源が入っていない事を確認できます。
その様な時は、手動で空けて入って下さい。
次回は、集合エントランス自動ドア その3から進めて行きます。