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コラム
マンションライフを快適に134
2024年1月31日
今回は、屋内消火栓 その7から進めて行きます。
スプリンクラー
誤作動
誤作動して、水が出れば大変になります。
周辺家具類が水びたしになるし、下階も上階から水が漏れてきます。
特に、火遊びはしないで下さい。大変危険です。
また、キッチン以外の感知温度が低いので、キッチン以外で、鍋や、焼き肉する場合は注意して下さい。
天井が低い場合、スプリンクラーに接触して壊れる事もあります。
取替
ヘッド取替
ヘッド周辺から水漏れする事もあり、取替にも時間が掛ります。
その地域のバルブを閉め水・空気を抜き、ヘッドの交換をして、新たに、水・空気を注入していかなくてはいけません。早く復旧させないと、早く復旧して消火出来る様にしないとスプリンクラーが設置されている意味が無くなります。
配管取替
手間が掛かりますが、大掛かりな配管交換をしている所を見たわけではありませんが、消防設備の対応年数では、8年とされていますが、配管だともう少し長く使用出来ると思いますが。
新しい配管を設置の上、送水のやり替えを実施しなければならず、新しい配管ができるまで、既存配管を撤去するまで時間が掛ります。
消火ポンプ取替
18~20年となっています。
建物の寿命が60年と言われていますので、約3回の取替が必要と言う事です。
その他にも、自動火災報知機(親機)等の設備を交換しなければならず、全体で考えると相当な金額がかかる事となります。
ポンプは、給水ポンプ(飲料水用)・消火用ポンプ共に交換しなければいけませんので、計画的にお金は残しておいて下さい。
消火ポンプは基本動く事が無い事から、定期点検で動かす事が必要です。
消防点検
消防点検(消防用機器点検)を6ヶ月に一度、点検を実施しなければいけません。
ポンプ等の普段動かない設備の動作確認は、この時でないと分かりません。
万が一の時に、動かなくては大変です。
消防点検は、住民の命を守る様に出来ています。
消防で決められている事は最低限の装備となるので、各マンションで立地・構造が変わるので、各マンションに合った装備を設置した方が良い場合があるので、マンション全体で確認(避難訓練・総会等)しながら、進めて下さい。
次回は、屋内消火栓 その8から進めて行きます。
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