マンションライフを快適に271
今回は、玄関扉 その11から進めて行きます。
玄関扉
扉以外に使用されるもの
ドアクローザー
オイル漏れ
劣化して内部のオイルが漏れる事が起きます。
油圧で調整できている油が漏れると言う事は、速度調整出来ない事となるので早急に交換して下さい。
扉がオイルでベトベトとなります。
漏れ出たオイルは、中性洗剤で何度か拭くと綺麗になるので試して下さい。
枠に付いているベースビスが抜ける
枠に止まっているベースのビス4本の内1本が抜け、2本目が抜け、3本目でようやく気付く方もおれます。
ビス1本が抜けて下に落ちていても気づかない方もおられます。
何故、ビスが落ちるのでしょうか。
扉が閉まってから、少し扉が上に上がっていませんでしょうか。
扉と丁番・ドアクローザーが今一あっておらず、扉自身が上に少し持ち上がる様に見えます。
ドアアームを見ていてもわかるのですが、少しいびつな動き方をします。
その様になれば、ドアクローザー枠側にも多少なりと、動きが出てきます。その事により、固定プレートが動きビスが外れる事が起きます。
落ちたビスは無くさない様にして下さい。ビスだけでは売ってません。新たにドアクローザーを購入しなくてはいけません。
扉の閉まり方がいびつになる場合は、調整をしてもらわなければ、治りませんので、専門の業者を呼んで下さい(業者には丁番を調整する丁番おこしを持ってきてくださいと伝えて下さい)。丁番おこしを持ってない業者(玄関扉を取り付けている業者は持っている)もあるので必ず、扉全般を調整してほしいと伝えて下さい。
取替
インパクトドライバーをお持ちの方で構造を理解されている方は、部材を購入して、取替を行いましょう。インパクトドライバーをお持ちでない、取り付け方が分からない方は業者に頼みましょう。
1.ドアアーム同士がビスで止まっています。そのビスを外し(関節になっている部分)をアーム同士を外します。
2.扉にドアクローザーとアーム(一部)と枠に固定金物とアーム(一部)が接続が切れると、扉を開ければ開けっ放しの状態になります。
3.扉のドアクローザーを外し、扉に付いているベースも外します。※ベースを外す際に、扉裏にプレートが入り固定している場合があるので、全てを緩めず3本が取れた時点で、ベースを少しズラし、2本のビスでカラ打ちをしてプレートを落ちを防ぎましょう。扉の穴自身にタップを切っている物か、扉の裏側にプレートが入っているかの確認できます。
4.枠側に付いているベースを外しましょう。※非常に硬く取り付けてあるので、手廻しドライバーでは取れない場合があるので、インパクトドライバーで押しつけながら回しましょう。ビスがなめてしまう(+のネジ穴がなくなる)と大変です。
5.新品をセットしましょう。※扉裏にプレートが使用され固定している場合は、古いプレートビス1本を残し少し傾け(新しいプレートと1本のビスで止め、カラ打ちのビス2本は残し、前のプレートを外しましょう)
6.最後に扉のスピードの調整をしましょう。
交換が終了すれば、今までついていた枠に付いていたビス(残っている)を残しておきましょう。業者が取替する時も、言わないと残しませんので言いましょう。
何度も言いますが、ビスだけでは売っていないので、万が一の事を考え、予備として置いておきましょう。
次回は、玄関扉 その12から進めて行きます。