マンションライフを快適に152
今回は、玄関扉 その9から進めて行きます。
玄関扉
扉以外に使用されるもの
ピボットヒンジ
扉の片方の上下に突起物(軸)がり、玄関枠の凹み部分を利用し、開け閉めできる金物。
扉の外部側に軸を見せるタイプと、扉上部に突起があるタイプがあります。
故障
扉、突起物(軸)が故障する事は少ないです。
故障するのは、玄関枠に上部凹みがある金物(枠側に付いている金物)を使用するのですが、故障の原因になる事が多いです。
その金物はビスで取り付いているのですが、そのビスが扉を利用する事で、振動で緩み、玄関扉上部小口にこすれることで扉が飽きにくくなります。
取り付けビスがつっかえると開く事も、閉めるも出来ない状態になります。
ビスの頭を飛ばす事ができれば開け閉めできますが大変です。
確認
扉にすっている感触、音が鳴る場合、一番に上枠軸元にあるビスが外れていないか確認して下さい。ビスの頭が横から見える様であれば、すぐに業者に連絡して修繕して下さい。ご自身でもビスの入れ替えはできますが扉を外す必要がある為、難しいです。
上枠凹み金物は、ビス4本で止まっていると思いますので、1本抜けても、その他3本がしっが付いていれば2・3日は問題ないです。しかし、ビスは4本固定がベストですので、のこりの1本は早く入れて下さい。
扉の外し方(扉上部に突起があるタイプ)
⒈扉に付いている、ドアクローザーのアームを外します。
⒉扉内側軸側(扉内部)に丸いカバーがしてある部分を外し、内部+ドライバーでひねると突起物(軸)が凹んだ状態で、扉の上部を傾け枠から外します。
⒊扉が斜めに傾けられたら、扉を持ち上げ枠から外して下さい(扉を立て掛ける等する場合 扉・床・壁面にキズを付けない様に、床、立て掛ける場所に段ボール等で養生をして下さい)。
⒋枠上部に凹みの金物がついているビス1本(緩んでいる)を抜くか、閉め込んで下さい。ネジ緩め防止材を使うのも一つですが、どの程度効果があるか分かりません。
⒌元に戻し各種が機能するかを確認して下さい。
玄関扉を外すのは、結構大変です。
業者に頼む方が、安心・安全です。ただ費用がかかります(そこそこの費用)。
次回は、玄関扉 その10から進めて行きます。