マンションライフを快適に230
今回は、各所水栓 その10から進めて行きます。
洗面所
洗濯用水栓
近年、洗濯機パン上部の壁面に、埋め込み型の水栓が付く様になりました。
取付は簡単に「パチン」とはまる様になっています。
蛇口自身には、水漏れを防止する為に、プラスチックの部材が付いています。
蛇口を開けた(水道が出る)状態で、万が一、洗濯用ホースが外れても水が出ない状態が維持されます。
気を付けてほしいこと
洗濯用ホースを水栓に対して真っすぐ付けていただきたい。
洗濯機用ホースと水栓の相性もあるみたいですが、大体取り付けを雑に行ない、洗濯用ホースにキズを付ける事が多いです(キズを確認できませんが洗濯用ホースを交換すれば水漏れが止まる)。
洗濯機設置は電気屋さんが設置する事が多いと思います。
設置後は、試運転をし水漏れしていないかの確認をして下さい。
普通の蛇口のついている住宅から引越された場合
たまに、普通に蛇口にプラスビス4本で付ける、通常の蛇口に付ける洗濯機用に部材を、むりやり付ける方がおられます。
一般住宅から引越されて、洗濯機を持ってこられる方が多いですが、その機能がついている物が洗濯用水栓となるので必要がありません。
気を付けて頂きたい事は、
水栓は洗濯機を使用する時に開け、使用を終われば水栓を閉める。
癖付けみたいな物ですが、水栓を使用する際には開け、洗濯が終われば閉めて頂きたいです。
水栓に水漏れ防止する機能があれば、必要ないかもしれませんが、水を使用する際には、水道を開き水を出す。使用しない時は蛇口を止める。
無意識の内に止める事が出来れば、洗濯用水栓に限らず、水漏れした場合に水を止める行為が身に付く事です。
最近の蛇口は、水栓を開けずに水が出る(キッチン自動水栓。トイレ。洗濯用水栓。)商品が多く販売される様になりました。
このまま数十年すると水を出すのに蛇口をひねって水・お湯を出す行為自体が無くなる事が考えられます。
あまり、水道の蛇口を触らなくなると、水を止める意識が無くなるので洗濯用水栓などは、一日1時間使うか使わないかですので、使用しない時は水が出ない様にしましょう。
次回は、各所水栓 その11から進めて行きます。