マンションライフを快適に180
今回は、各所水栓 その8から進めて行きます。
キッチン
混合水栓
気をつける事
毎回考えながら使用すると、使用するのがストレスになるので、気軽に考えていただければいいのですが、
レバーハンドルは、「ガチンと叩くように使用しないでほしい。」だけです。
キッチン水栓は毎日使用する物ですので、水栓の寿命を長く保つには、なるべくレバーハンドルを叩かない(腹が立っても)様に、水栓の寿命を長く保つ事を考えて使用しましょう。
混合水栓の部品を交換するにも費用がかかり、ある程度の年数たてば、水栓自身の交換をする事があり、インターネットで見て頂ければわかるのですが今使用している品番を打てば、水栓だけの金額がある程度でてきます。
また、キッチントップと水栓の接続部分が緩んでないか。と言う事です。
この状態を長く放置すると、シンクと水栓の根本から水が入りシンク下物入に水が入る事になり、ひどい場合はシンク下物入・その下のフローリングにカビが発生する場合もあります。
普段使用していると「何か水栓がグラグラする。」と気づくので根本を持って左右に振らないで下さい。
確認すること
毎日、シンク下物入を開けると思います。
最近のシンク下物入は、引き出し式の物入が使用されている事が多く、上の段(2段式の引き戸が多い)に引出に物を沢山詰め、その奥に水栓水漏れタンク(水栓がシャワーホースが付いていると)があり、見えない状態になっている事が見受けられます。
水栓水漏れタンクは見える様にしておいて下さい。そして、タンクを物入を使用しようする時には、奥の水漏れタンクを目で見れば水が溜まっている(水が溜まると溜まっている部分が黒っぽくなります。)かの確認ができます。
シャワーホースが付いていない水栓では、水栓水漏れタンクはありません。
その場合は、水用、お湯用配管を直接触り水分を感じない事でしか確認できません(シャワーホース水栓が付いていない場合、シンク下物入の扉は開き戸が多い。)。
引出の中身・引出の移動
あまり大きな鍋や、奥がのぞけない物を置いてしまうと引出の奥がのぞけません。
奥の水漏れタンクが見える様にしておいて下さい。
また、水漏れをした場合、引出を出す事も一度経験しておかなければ、いざと言う時に対応出来ません。
引出に物があるままで、引き出しを外そうとすると中身が落ちたりするので、一度中身を取り出してから引出を取る事が良いと思います。
また、引出を取る時は、キッチンは狭く引出が当たりキズが付く可能性があるので、床面に養生(バスタオル等を引いて)してから外して下さい。
その場所から、引出を移動する際には、なるべく1人ではなく、2人以上で行いましょう。
次回は、各所水栓 その9から進めて行きます。