マンションライフを快適に192
今回は、各所水栓 その7から進めて行きます。
キッチン
水栓
水栓カートリッジ
カートリッジは、「水栓用」と「浄水器用」と2種類あります。
水栓用カートリッジ
水、お湯の出る量、水からお湯への温度調整が出来る。
このカートリッジが出てくる様になり、シングルレバーでの操作ができるようになりました。
劣化
水栓カートリッジも劣化し、長年(早いと4年ぐらいから)使用すると水栓の蛇口の動く場所から水が漏れてきます。
最初は、気づかないうちに「なんか水栓廻りに水が溜まるな。」と気になりだしますが、しばらくその状態で放置される事が多いです。
基本、水栓廻りに水がたまるのは、カートリッジが劣化により水が漏れているか、水がかかっているかの2つとなります。
水をかける事がなければ、水栓から水漏れしているかの確認をしなくてはいけません。
調査
調査と言う程大げさではありません。
調査をする物がなく、一番分かりやすく安価で確認出来る事は、ティシュを使用する事です。
水栓首振りする場所をテッシュで水滴が無い様に拭いてから、再度水、お湯を出します。
しばらく出した状態で放置すると、新たにティシュが濡れれば、水漏れが始まっています。
水漏れは目で確認してもなかなか分からないので、ティシュが濡れるか濡れないかを見る方が分かりやすいです。
交換
水漏れが確認されれば、カートリッジの交換が必要です。
カートリッジ本体は、5,000円程度(メーカーによっても変わる。最近の物価高騰で金額が上がっている場合もあります。)ですが、人件費が高く業者を呼ぶとその分高いですが、出来れば業者で交換してもらって下さい。
カートリッジ自身は、ホームセンターでも売っている場合もあります。
自分で出来るからと言って、あまりした事がない事をすると、水を止める(水を止めないと、CM見たいに水が噴き出します)のを忘れる場合や、後で水漏れを起こしたり、後々大変な目に合う場合があるので、業者に頼みましょう。
業者で実施した場合、基本1年の保証があるので、もし問題があれば責任を取ってもらいましょう。
交換手順
⒈全ての水、お湯が止まっているかを確認する(洗濯機が廻っていると水を使うので洗濯
が終わってから作業して下さい。)
玄関横パイプスペース(シンク下物入内に止水栓がある場合は玄関横のパイプスペース
の水栓を止めなくても良いが、念のため止めて下さい。)の住戸用水道を出ない様にする。
⒉交換する蛇口から水、お湯が出ない事を確認する。
⒊蛇口レバーハンドルを外す。
⒋カートリッジの収まっているカバーを外す(固着して外れない場合があります。カバーを外そう
と思っても水栓取り付けナットが緩んで共廻りする場合もる。)。
⒌カートリッジを交換する(カートリッジは一点の溝に入れ込みズレない様にする。置くだけで
す。)。
⒍カバーを元に戻す。
⒎関横パイプスペースの住戸用水道を出る様にする。
⒏カートリッジ交換水栓のお湯を出し点検(しばらく水、お湯を流して下さい)する。
⒐その他の水栓から水、お湯が出るかを確認する。
一連の流れになりますが、業者に交換してもらいましょう。
今まで使用したカートリッジのゴムパッキンが水栓に固着している場合もあるので、取り除く事が必要です。
交換するまでに、カバーが固着し外れなかったり、シンク下で閉めているナットと共廻りしたりと一人では外れない事が起きるので、業者に任せる方が無難です。
安価かどうか分かりませんが、水栓メーカーで修理する方が安心感があります。
その水栓を直した経験もあると思うので、初見の業者となれた業者では、断然慣れている業者に任せた方が安心です。
各メーカーには修理部門があり、電話すれば対応していただけます。すぐには来てもらえませんが、訪問日は確定してくれます。
訪問時間は、訪問時当日朝に連絡があります。
その日一日外に出ない日を決めてからにしましょう。
次回は、各所水栓 その8から進めて行きます。