マンションライフを快適に195
今回は、壁面仕上げ材 その3から進めて行きます。
クロスパテ
男の皆さんは、パテと言っえばプラモデルを作る時に使用された事があると思いますが、それの水性バージョンです。
壁面下地に凸凹がある場合、水でパテをこね、塗り付けます。
20 ~30分もすれば乾き、ポリパテ見たいにペーパーで擦る事は少ないですが、クロス用へらで凹凸が無くなっているかの確認をしながらなでて行きます。
コーナーテープ
以前は、出角の片面にコンパネ等の固い物をで施工されていましたが、消防法が厳しくなり、壁面下地にはプラスターボードが主流になり、出角の片面に、コンパネを使う事が少なくなりました。
コンパネ程頑丈でもないですが、コーナーにコーナーテープを張ることで強度を出だしています。
不具合
クロスのちぢみ
クロスのジョイント面が良く見ないとわからない(クロスを合わせながらカットしてくので)状態ですが、ビニールクロスの場合、しばらくすると、全体のクロスが縮む事で、ジョイント面がの隙間が大きく(サイズ的には1ミリもないですが)目立ちます。
また、入角の部分でクロスジョイントがしてあれば同様にクロスジョイントが縮む場合があります。
※入角でジョイント面を設けてない場合は、元々ボンドコークが打っていません。
ボンドコーク
引き渡しの際に、ボンドコーク(チューブ式のクロス用シール)が入っていなかったでしょうか。
クロスの隙間に埋める物です。
マンションはビニールクロスが多く、住む環境によりクロスが収縮する事が起こる場合があり、クロスジョイント部分に隙間があく事が起きます。
なぜボンドコークが入っているのでしょうか。
ビニールクロスは縮むので、「保証期間(1年以内)以外は、ご自身でボンドコークを入れて下さい。」と言う事です。
今までの販売の経験で、クロスジョイントが縮む事がわかっている為に引き渡しの際に一本は入っています。
入居後一年もたてば、クロスが縮む事があると言う事です。
※クロスジョイントにジョイントテープ(次回で記載)する場合は、クロスとクロスを放さない様に出来る、クロス用ジョイントが入っていれば別ですが、通常手 間がかかるので入っていない事が多い。
ボンドコークは、水性で乾くまで(水分がある状態)では、濡れ雑巾等で撮れます。
しかし、厚く塗ってしまったり、時間がしばらくたつと取れない場合もあるので、施工時にバケツに水を入れ、雑巾を用意しながらボンドコークを打って下さい。
次回は、壁面仕上げ材 その4から進めて行きます。