マンションライフを快適に271
次回は、畳 その2から進めて行きます。
畳
中身(芯材)
天然のワラからスタイロフォームに変化し、住民の為と言うより、業者がいかに効率良く仕事をする為に出来ていると感じます。
スタイロフォーム
現在は、スタイロフォーム(発砲スチロールの少し硬い物)で出来ているので天日干しをする必要はありません。
スタイロフォームの畳は天然畳より軽く出来ていて、色々な厚みがあり、建設現場の現地寸法により変わりますが、薄い場合は15~20㎜程度の畳も存在します。
従って、畳(言葉上は)の上ではなくスタイロフォームの上で生活しています。
スタイロフォームは発砲スチロールですので、保温性があるので温かく感じるのではないでしょうか(畳とフローリングを比較すれば温かいと感じる)。
スタイロフォームは、発砲スチロールよりは硬いですが、あまり重い物(タンス等)を置くと凹む場合があります。
ピンポイントの重みに弱く、分散する事で全体で重量をかけた方が凹みにくいので、足の有る家具を置く場合、下に下駄をはかせた方が良いです。
昔の住宅では、家具等の下に蒲鉾板並べて使用しているのを良く見かけましたが、最近は専用の物も売られています。
スタイロフォームは一度凹むと元には戻らなく、畳自身を交換するしかなくなります。
天然畳(芯材がワラ)
以前の畳は、中身がワラで出来ていて、庭先で天日干しが行われ、庭先に畳を干している住宅を見かけた事はないでしょうか(最近は見ないかも)。
水に浸からなければ長く使用出来る物でしたが、いかんせん重たく運ぶのも大変でした。
次回は、壁面仕上げ材から進めて行きます。