マンションライフを快適に312
次回は、各種扉 その16 障子から進めて行きます。
障子
障子の紙に指で穴を開けた経験はないでしょうか。
また、猫が障子紙を破る映像(you tube等)で見てほっこりされる方も多いのではないでしょうか。
障子を見ると無償に指で穴を開けたくなります。
和室に掃き出しサッシ・窓がある場合、明り取りの為の障子が付いている場合や、間仕切りに襖の変わりに障子にされている方もおられます。
障子紙
和紙で出来ている物や、アクリルになっている場合もあります。
個人でも和紙を張替をされる方もおられますが、ゆるみが出たりするので、やはりプロに任せた方が綺麗に張替れます。
また、障子紙を定期的に張り替えがめんどくさいとお思いの方はアクリル板に変更される方もいます。
紙とアクリルでは、重みが違うのと、厚みが厚くなる(アクリルは大体2㎜以上の厚みが使用される)ます。
アクリルは破れる様な品物ではないですが、既存の状態でアクリルに出来るか(現在の障子がある場所のクリアランスでアクリルを施工できるか)を、業者と相談の上、施工して下さい。
障子には襖と同様に、敷居滑りの上を滑って使用されます。
戸車を使用しなければいけないくらい重くなく、簡単に手で引けます。
障子の不具合
障子は納品時にカンナで削り、調整されているので建付け悪い事は少ないですが、鴨居内で詰まる(鴨居の溝幅と襖の厚み寸法の遊びが少ない)、鴨居が下がる(H寸法が短くなり)事で、障子が詰まり空きにくくなる場合もあり、調整が必要な場合もあります。
また、窓を開けたまま障子を閉め、障子が濡れる事もあります。
雨が当たると木材は、乾くと変色するので、綺麗に木桟を拭きましょう。
また、障子紙も乾けば変色するので、綺麗に見せるには、張替が必要でしょう。
アクリルの場合は、サーと拭くだけで問題ないと思います(木材部分が濡れていれば、木材部分はちゃんと拭きましょう)。
次回は、畳から進めて行きます。今回は、畳 その1から進めて行きます。