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マンションライフを快適に69

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、各種扉 その13から進めて行きます。


押し入れ襖
和室押し入れに使われる、一般的な引き戸の襖。
見える部分では、仕上げ材に和室襖紙を利用し、取手を丸、正方形の金物を付け、和室内で使用されます。
子供が遊ぶ道具として、開け閉めして、手あかで襖紙に手あかが付く場合もあります。
また、襖裏側には地味な色(個人的な感想)で押し入れ内部用の襖紙が利用されます。

構造
襖は、段ボールコア材に、襖紙を両面に貼り、四方に化粧木枠が付いて一枚の襖となります。
段ボールコア材は軽く、襖が簡単に引けるのは、物理的に軽く仕上がっています。

段ボールコア材を使用する事で、襖自身の強度は木製より少なく、上に貼る襖紙により簡単に反りが出たりします。
同じ襖紙を利用して貼るのであれば反りも少ないのですが、違う襖紙を貼るだけで反りやすくなる場合もあります。

敷居滑り
敷居の溝に襖の滑りをよくする、敷居滑りなる物があります。
ほとんどの住戸で使用(レールが埋め込んであれば戸車)されています。
ホームセンターにも販売されていますが、幅があり大体18㎜か21㎜幅です。
襖が滑りにくくなれば、敷居滑りを交換してもよいのではないでしょうか。
買いに行く際は、今の敷居滑りが何㎜の物を使用してから買いに行きましょう。

次回は、各種扉 その14から進めて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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