マンションライフを快適に15
今回は、各種扉 その11から進めて行きます。
物入・クローゼット等の折れ戸・観音開き戸
建具の外し方・取り付け方
1.軸になる金物の上下軸を受ける金物を緩める。扉の裏でしか緩められないので、扉を半開きにしながら裏に手を廻さなければいけません。
2.緩まれば、扉を開ける状態で、枠に寄せます。
3.脚立か椅子に乗り、上部だけを真ん中方向(自分がいる方)に傾けると上部の軸が受け金物から外れます。
4.扉をひっこ抜いて下さい。
取り付けるには、これまでの逆にすれば取り付られますが、なかなか一人では難しい場合があります。
軸を入れ込む最に、なかなか入らなかったり、下軸の受け金物にうまく入らない事があります。
その様な場合は、一人でせず、二人以上でしてください。
また、扉の軸を固定する事や、扉の調整が必要となります。
慣れている方は、直ぐに出来ますが、初見では難しいかもしれません。
業者に頼むしかありません。
チェックする場所
扉先端にある、金物が付く上下部、プラスチックが皿が廻る様になっている金物が廻る部分が割れていないか。
軸、扉の先部分に金物が入っている扉の芯材周辺が欠けていないか。
扉を外さなくても確認できる
・取手がグラグラしていないか。・・・扉裏側から止めているナットを廻し直す。
軸部分がグラグラしていないか。・・・グラグラしていると椅子に乗り、
・軸の受け金物が動いていないか。・・・そのままの状態で、ドライバーで受け金物を締め付ける。
・扉を開ける際に枠に当たってないか。・・・軸が動いている場合は、上記と同じ。当たって扉が変形している場合は外した方が確認できる。
・下部をのぞき込み、軸が動かないか。・・・受け金物が動いていれば、そのままドライバーで締め付けられる。
・上下枠のレール金物がキズついていないか。・・・先端に付いている皿の玉コロが割れてレールにキズが入る事がある。交換するには取り外しが必要。
・軸が曲がってないか。・・・曲がっていると交換する必要があり、扉を外す必要がある。
その他にも、扉の仕上げ材が捲れる、破れる等。
枠と板で一枚の扉が出来ている場合、枠と板を止めているボンドが外れ取れる。等があります。
次回は、各種扉 その12から進めて行きます。