マンションライフを快適に71
今回は、各種扉 その10から進めて行きます。
物入・クローゼット等の折れ戸・観音開き戸
折れ戸用ヒンジ
扉2枚を人の関節と同じ様に動き、2枚を1枚に出来る金物。
開き戸用丁番は、扉が閉まった時に丁番の板部分が重なる状態になるが、折れ戸用丁番は、扉を開けた状態で、丁番の板部分が重なる状態になる。)様に出来ているだけで、特別な機能があるわけではありません。
取手
開く為に持ちてとなる金物。
使用頻度が多い場合、取手がグラグラする場合もあります。
取手は、扉の裏のナット固定が緩んでいる、ビスが緩んでいる事があるので(プラスチックカバーでおおわれている場合あり)、再度締め付ければ動かなくなります。
時間がたつと、同じ様に緩む場合があるので、ドライバーで締める事や、ナット部分を閉め、ナットに木工ボンドを一滴たしておけば、しばらくはグラグラしないと思います。
扉自身の故障
扉が、柱+板+柱で1枚を2組(片面)で仕上げている事が多く、また、芯材がMDF材等で出来ています。
前回もお伝えした通り、軸になる金物が動いてしまうと、扉自身が動き、扉が枠に当たる状態になると、扉をこじるて開ける状態になり、軸周辺のMDF材等から、割れる場合があります。
割れて取れてしまうと、扉を交換するしかなくなります。
軸周辺が割れているだけだと、木工ボンドをいれ固定すれば、まだ使用できます。
故障にならない為に見ておくこと
使用をして、動きが悪い、軸(枠に近い方)が動く等があれば、軸を入れている、凹んでいる金物が動く事で軸が動く事がおきます。
また、先端部分がガキガキ鳴る。振れる等があれば、先端の金物の皿の玉コロのプラスチックが割れている事があります。
次回は、各種扉 その11から進めて行きます。