マンションライフを快適に70
今回は、各部屋の扉 その5から進めて行きます。
引き戸
横にスライドして開け、スライドして閉めます。
引き戸を閉めるには、2工程が必要です。
同じ引き戸に、自動ドアと言うのもありますが、住宅に付いているのは、お金持ちの住宅でも珍しいかも知れません。
吊り下げ式
上枠で引き戸の重さを吊るので、そこそこの重量を吊る事となります。
下部に何もないと引き戸がフラフラするので、ガイドがあり振れ止めになっています。
調整
建具も調整をしなければ枠に対して平行となりません。新築時は調整されていますが、しばらくすると、引き戸の吊元2箇所にボルトで調整出来る様になっており、時計回しにすると上に上がる。時計と反対廻しにすると下に下がる。となります。
故障
引き戸自身が故障する事は少なく、掘り込み取手が取れる程度ではないでしょうか。
吊り金物が悪くなる事で故障する事の方が多いです。
上部にも戸車が付いており、戸車の動きが悪くなる事で開きにくくなる場合もあります。
この後に出てくる戸車式と比べて、頻度は少ないと思いますが戸車の動きが悪い場合があります。
次回は、戸車式から進めて行きます。