マイベストプロ京都

コラム

マンションライフを快適に59

2023年10月13日

テーマ:マンションライフを快適に

コラムカテゴリ:住宅・建物

各部屋扉 その4
取手の故障
取手の下から化粧ビスで片方の取手が取り付けられています。
たまに、そのビスの相手方(反対の取手に四角の棒に凹みがあり、その部分に化粧ビスが入る。)が折れる場合があります。もう片方の取手はカシメているので取れません。
折れてしまえば取手を交換するしかなく、めったに折れませんが折れる場合があります。
取手だけ取り替えたくても、取手だけで売ってません。
ラッチとSetになった物しか販売させていないので、取手がおかしくなれば、ラッチを含む取手 Setを交換して下さい。

取手は毎日使う、使用頻度が高い物ですので、毎日、子供が「ガチン」と勢いよく使用するのと、しないのでは、故障しやすいか、しないかで言うと故障しやすいです(個体にもよりますが)。

開き戸自身の故障
開き戸自身は、故意、過失で傷つける事はありますが、圧倒的に使用している金物が壊れる事が多いです。
しかし、建具自身も壊れる場合もあります。
リビングの開き戸等は、廊下の明かり取りの為に採用されるようになり、昔は、開き戸にガラスの穴を開け(枠として)設置していたが、技術の進歩と共に、ボンドだけで接着する開き戸が開発されてきました。
洋室等の開き戸は、木目に目地が入っている物が一般的です。

明かり取りのガラスが開き戸のセンターに1/4程度あり、上下に木枠がない場合、ボンドだけで取り付いています(板+ガラス+板)。
ボンドが上手く付いてなく、ゆかに開き戸が落ちる事があります。
入居後すぐ1年以内に出れば保証期間内であるので交換してくれますが、保証期間以上の場合はどうするのでしょうか。

建具の機能として使用していれば、補修に金銭を支払う必要はありますが、建具として使用できない状態であれば、保証の話ではなく、建具の機能をなしてない事をご説明下さい。

開き戸自身は故障する事は少なく、大体付随する金物が壊れる事が多いです。
住民さんは、「部屋が傾いてると思って。」と連絡いただきますが、大体が金物の不具合で閉まりが悪くなっています。

次回は、各部屋の扉 その5から進めて行きます。

この記事を書いたプロ

宮崎英人

管理運営サポートで快適な暮らしを守るマンション管理のプロ

宮崎英人(株式会社スナグル)

Share

関連するコラム

コラムのテーマ一覧

宮崎英人プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
0120-479-638

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

宮崎英人

株式会社スナグル

担当宮崎英人(みやざきひでと)

地図・アクセス

宮崎英人プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都の住宅・建物
  4. 京都の不動産物件・賃貸
  5. 宮崎英人
  6. コラム一覧
  7. マンションライフを快適に59

© My Best Pro