マンションライフを快適に298
◆木材仕上げ関係
今回は、木材仕上げ関係 その2から進めて行きます。
フローリング その2
床暖用フローリング
フローリングにも床暖房用のフローリングがあります。
コンクリートスラブ床に、レベルを合わせるモルタルを流し、床暖を施工、その周りの高さを合わせ、その上にフローリングを施工する事が多く、床暖房の温かさをなるべく早くフローリング表面に出る様にしています。
頭寒足熱が出来るとして、近年、新築マンションに導入されています。
継続使用をしていくと、ガス代(お湯式)、電気代(電気式)がかさみ、結構な出費になります。
のり付け
フローリングにはサネ上にボンド、釘を併用して施工される場合と、床暖・床暖マットに専用ボンドノミで施工する場合があります。
マンションでは、サネ(木下地)の上に施工する事は少なく(スラブから床上げされている住戸もある。)床暖(床暖にフローリングを止める指定場所があり、その場所で止める。その他はノリ付け)・床暖マットの上にのり付けするフローリングが一般的できです。
フローリング短辺方向に薄型段ボール(隙間を開ける為の)を挟み、ゴムのハンマーで叩き、サネに入れて行きます。
フローリング短辺の隙間
何故薄型段ボールを挟むかと言いますと、フローリングは湿気で伸び縮みするので、小さい隙間を強制的に入れて行くと、全体である程度の逃げ(隙間)が出来る事になります。
薄型段ボールを入れるのが結構手間ですが、ある程度の逃げを求めるのであれば手間であるが必要です。中には目分量でされる方もいます。
ボンドが乾燥しないまま上を歩行すると、フローリングが動く場合もあるので、貼り終わって24時間入室禁止になります。
次回は、フローリング その3から進めて行きます。