マンションライフを快適に150
サッシ枠 その2
前回は、サッシ枠の材料のお話でしたが、今回は枠の注意点のお話をします。
注意点
前回サッシ枠の芯材は、「木材チップ・木材小片・木廃材に専用ボンドを入れ、加熱・圧縮された材料を芯材に使用し、現在の内装仕上げ材にほとんど採用され安価で出来ています。」とお伝えしましたが、パーチクルボード等の弱点でもある、「湿気・水分を含むと膨れる。」「ビスを何度も同じ箇所で取り付けるとビスが空回りする事が起こります。」また、「重い物を吊り下げるとビスがもげたりします。」
注意する事は
①サッシ枠に水分がかかれば拭く。放置しない。
②同じ場所でビスを何度も打たない。
③カーテンレール、カーテンに重いものを吊り下げない。
あまり②をする方は少ないとおもいますが、①③は注意して下さい。気が付けばカーテンレールが取れかけている事にもなりかねません。
ビスを打っている箇所から枠自身が横にさける事もあります。原因は、下穴を開けずにビスを打つとビスが入る芯材の逃げ場がなく、圧力がかかり何かの拍子でさけてくる事があります。ビスより少し小さい下穴を開ければさける事は少なくなります。
キズ等の補修
シートを張替るまではいかないが、キズ等を補修したい場合、フローリングを同じで、表面を滑らかにし色を付ける補修屋が存在します。
見た目「何処がキズ等だったのか分からない」と思える位です。そこそこの金額はしますが。
次回は、バルコニーの使用についてお話させていただきます。