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マンションライフを快適に30

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

バルコニーの使用について その1
家庭環境により、バルコニー使用について大きく変わります。
①まだお子さんが小さい方。
②自分で判断が出来る年齢になった方がおられる方。
③お子さんがおられない方。
④小さいお孫さんがいらっしゃる。

特に気を付けて頂きたいのが、①小さいお子さんがおられる家庭、④小さいお孫さんがいらっしゃるご家庭です。
①小さいお子さんがおられる家庭は、毎日注意しないといけないので、まだバルコニ―使用に気をつかいますが、④小さいお孫さんが来る方は、普段小さいお子さんがバルコニーを使用する事をあまり想像できないで使用していますので、注意が必要です。
また、お友達がマンションに来る時、お友達のマンションに行く時も注意が必要です。話に夢中になり、子供の存在を忘れる場合があるので特に注意を。

小さいお子さんが転落事故で無くなる事が毎年起こります。小さい子供は少し目を離すと、大人から見ると危ない行動(子供自身で判断できない)をします。
バルコニーの手すりの高さ(建築基準法により2階以上は約1100㎜以上の高さ必要)はあるので、足場がなければ手すりを乗り越えるのは難しいですが、よじ登れば別となります。
バルコニーにテーブル・椅子等を置き使用されている事がありますが、簡単に動かし、そこに足を掛け遊ぼうとすると大変危険な状態になりかねません。
兄弟姉妹・お友達が集まると、とんでもない行動に移す場合があるので、バルコニ―に小さいお子さんがいる時は、必ずバルコニーに行き、目を離さない様にして下さい。どうしても室内にいなければいけなければ、お子さんもバルコニーから室内に移動し、その間はバルコニーに出れない様(補助錠を使う)に工夫して下さい。
販売時のパンフレット写真で、花火を見ながらバルコニーでテーブル・椅子でお酒を飲むと、憧れる生活をアピールする写真が掲載される事がありますが、お子さんが小さい時は、テーブル・椅子に限らず、子供の力で移動できる物で足場に出来る物は使用を控えて下さい。

次回は、バルコニーの使用 その2から進めて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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