マンションライフを快適に16
サッシ木枠 その1
前回は、カーテンレールのお話をさせていただきましたが、今回は、サッシ枠 その1から進めていきます。
サッシ四方に木目調のシートで仕上げた木枠が付いています。
サッシ木枠
木目になっているので、「木では?」とお思いの方もいらっいますが、木目のシートが貼ってあり、芯材にシートを張り付けた物を使用しています。
室内の枠・扉・巾木はシート仕上げとなるのが一般的(大手建材メーカーはこのタイプが多い)です。
表面のシートの木目を決め、数種類の中から選べるようにしています。
芯材
木材チップ・木材小片・木廃材に専用ボンドを入れ、加熱・圧縮された材料を芯材に使用し、現在の内装仕上げ材にほとんど採用され安価で出来ています。
分かりやすいのは、カラーボックス(ホームセンター等で売っているもの)の芯材はパーチクルボードが使用されています。
同じ廃材を利用した材料に、パーチクルボード・MDF・インシュレーションボード・ハードボード等があり、使用している材料、圧縮具合により変わります。
竣工後まもなく、芯材とシートの間に空気が入り、ふくれる場合があるので確認して下さい。
施行の問題ではなく、商品の問題となります。
枠自身を取り替える事は難しく、表面のシートの張替を実施するのが一般的になります。
次回は、サッシ枠 その2から進めて行きます。