マンションライフを快適に35
キッチンその3
前回は、キッチン水栓カートリッジのお話をさせていただきましたが、今回は、蛇口シャワーホースから進めて行きます。
シャワーホース
蛇口の先が伸びて、シンクの隅から水を流せる様に出来る為に、メタルホースが伸び縮みする商品が付いている場合があります。
将来的に劣化が進行すると、ホースより水漏れを起こす事があります。また、シャワホースとヘッドの取り付けのパッキンの劣化による水漏や、ヘッドとホースのすき間から水が入りこみ、水漏れする場合もあります。
知らないうちに、シンク下物入に漏れた水を受けるプラスチック部分に水が溜まる事があります。
経験上、ある程度の年数を超えたシャワーホースから水漏してるので、10 年を超えるまでに一度交換した方がいいでしょう。
経験した内容では、
最初は、「キッチンのフローリングが波うちしている。」「フローリングが黒ずんで来ている。」との連絡でしたが、シンク下物入を開けると、プラスチック受けの水があふれ出していました。調査していくとキッチンシャワーホースが劣化して水が漏れ出す事がわかり、後日業者にてシャワーホースを交換しました。
キッチン土台の芯材(パーチ)等は膨れていました。
上記内容を防ぐためにも、
①シャワーホースがある場合、シンク下物入に、プラスチック水受け用の入れ物が付いているので、水が溜まってないかを確認する。
②溜まっていれば、業者に連絡し来てもらいましょう。ご自身で確認するには、「洗う事による水が伝って入っているのか」「シャワーホース自身から漏れているのか」を確認が必要です。
プラスチック受けに水が溜まっていれば、簡単に取り外しが出来るので、一度水をすて7~8時間程度(食事の用意の時間)でどこまで溜まるかを確認して下さい。1日持たな量が漏れて入れば、使用を止め、PS・MB内の水道栓を閉めて水自身の利用を止めて下さい。最低一日1回は見た方が安心ですね。
1日であふれない量であれば、毎日プラスチック受けの水を捨てて下さい(洗面台も同様にシャワーホースが付いている場合があります)。
次回は、バルコニー水栓から進めて行きます。