マンションライフを快適に116
水廻り点検その3
前回は、「洗面所の床下を確認しよう。」でしたが、
今回は、「キッチンの給排水を確認しよう。」です。
シンク下の物入のバックパネルが、ビスで止まっているか、プラスチックの留め具(道具なしで簡単に取れる)があり、ビスで止まっていればドライバー等が必要になります。
バックパネルを外すと、給水管・排水管(食洗器がある場合、その給排水も)が見えます。
食洗器がある場合は、食洗器用の給水・排水もあります。
排水管の横引管は左右どちらの竪管向かって傾斜しています。
頭がぎりぎり入る大きさの穴ですので、スマホのカメラ機能があれば、写真で撮れます。コンクリートの見える部分は細いです。
キッチンの給水・排水を利用すれば、洗面所床下と同じで、乾燥している状態が問題のない状態です。
コンクリートに水あとがあれば、すぐに建設会社・デベロッパー・水道業者に連絡してください。
また、使用を続けると、フローリングが黒ずむ(カビ)ことや、フローリングが浮いてくる(伸びて)こともあるので、注意が必要です。※フローリングの浮きは、水漏れでなくても湿気でも浮いてくる場合があります。
確認しておいた方が良い点検箇所を紹介しました。まだ他(壁面点検口がある場合 竪管は各階には無く、2~3階に一か所しかなく、ある住戸と無い住戸があります)にもある場合がありますが、大体3か所で網羅されていると思います。
次回は、「給水はどの様に施工されているか。」から進めていきます。