マンションライフを快適に308
[点検方法その2]
前回は、「PS・MB内の水道メーターを確認しよう。」でしたが、
今回は、「洗面所床下の確認をしよう。」です。
お風呂・洗濯機用・洗面所等の給水・排水が、洗面所下に収まってる事がほとんどです。
給水・排水が漏れた場合、コンクリートスラブが濡れる・水が溜まる等、ご入居されている室内ではわかりずらく、仕上がり床下とコンクリートスラブの間で起きているので発見が遅れ、被害が広がる事になります。コンクリートスラブに防水層を設けている場合もありますが、防水層がない場合、下階に漏れる等や、また、お住まいの住居の木下地等がカビを発生させる等があります。
洗面所床には、点検出来る様に床用点検口が付いていると思います。
ついていなければ、洗面所の物入部分の床が取れる様になっているので確認を(一人では引き出し等が大きく、傷つける場合があるので2人で作業して下さい。)
「初めにお風呂に入る」「洗濯機を初めて使用する」「洗面台を使用する」際に点検口を除き、水漏れがしていないかの確認をして下さい。
点検口が小さく、頭が入らない場合もあるので、スマホのカメラ機能を活用して確認して下さい。お風呂の場合、すぐに水漏れが確認されない場合もあるので、30~60分後に確認すれば良いのではないでしょうか。
「水分が床下に無い事が基本です。」人間の血管と同じで、外部に漏れないのが通常です。
次回は、水廻り点検その3から進めて行きます。