マンションライフを快適に49
今回のテーマは、水廻りから確認しましょうです。
新しい生活が始まると、電気・ガス・水道を使い初めます。
電気の場合は、容量オーバー・漏電の場合、ブレーカーが「切」になり、ガスの場合は、震度5以上の地震・長くガスが出る・ガスの圧力の低下・異常なガスの消費で「ガスマイコンメーターがガスを遮断する」事で大きな事故になりにくくなっています。
しかし、水道は水を止める機能がなく、漏れると漏水し続け、下階の住居に影響を及ぼす事もあります。
リスクを減らす観点からは、最初に水廻りを確認した方がいいでしょう。
お風呂・洗濯機置き場・洗面所・トイレ・キッチン・バルコニー水栓等、がありますが、特に気を付けて頂きたいのが、洗濯パンです。
洗濯機を電気屋・引越屋さんで取り付ける際に、洗濯機の排水の取り付けはよく確認して下さい。
たまに、洗濯パンの構造を理解していない方が取り付けた場合、取ってはいけない排水口の部分を取ってしまい元に戻さず、床下に洗濯機排水が漏れる事があります。
洗濯機を試運転する時に、床下の点検口からスマートホン等で撮る(洗濯機置き場の方に向けて写真を取る)等、床下が濡れていないかの確認を、居住者ご自身で確認された方が良いです。
その他は、建設会社・デベロッパーしか触らない部分でもあるので、入念に点検されていると思います。
しかし、点検時は問題なくても入居後水漏れが発生する場合もあるのでご注意下さい。
ご自身でも道具なしで点検出来ます。
次回は、点検方法について記載していきます。